温もりのある墓石と確かな技術の石文石材・真心込めた霊園のご案内とお墓づくりのご提案

お墓とは

お墓に関するしきたりや供養のしかた、決めごとなどをわかり易くご説明します。

お墓とは

  • お墓はご先祖の御霊がやすらかに成仏されることを願って建てられます。そしてまた、お墓はご先祖からのご加護を受け、子孫の繁栄と健康を祈る大切な場所でもあるわけです。ひとつひとつのお墓は、そのままそれぞれのご家庭の様子を物語るものといえるでしょう。無責任に放置しないよう心がけたいものですね。
  • お墓を建てるには一般に水はけや陽当たりを考え、方角にも注意されています。ただ、忘れてならないのは「墓相にとらわれすぎず、機会あるごとにお参りして、ご先祖をご供養されることこそ大切である」ということです。今の幸せを感謝し、これからの安泰をお願いする…。ご先祖にたいするそんな姿が、やがて子から孫へと引き継がれて行くでしょう。
  • 生前に建てられたお墓は「寿陵(じゅりょう)」とよばれ、墓石の戒名は赤い字で記されます。昔から生前に建墓すると「長生きする」とか「徳が厚い」などといわれています。寿陵は、それを祀ることによって、ご先祖を敬うと尊い心をご家族に根づかせます。
  • お墓には硬質で風化に強い石が使われます。一般的に使用されるのは御影石といわれる花崗岩で、安山岩も使われます。天然の石材は国内外でも採掘が年々困難になりつつあります。価格の面からでもお早めの建墓がお得でしょう。
  • ご遺骨をお持ちの場合、建墓は年忌法要に合わせることが多いようです。特に新仏のあるお宅は故人の一周忌に建て、開眼法要(かいげんほうよう/入魂式・お魂入れ)を合わせて営むのが一般的です。建墓には石材の加工から基礎工事、据え付けまでにおよそ一ヶ月かかることがあります。法事のご予定も合わせ、お早めにご発注ください。
  • お墓を新しく建て直しときは、古いお墓のお魂抜きの法要をおこない、ねんごろにご供養します。そして、新しい墓石を据え付けて開眼法要を行い、お魂入れをします。
  • お墓の引越は「改葬」といわれます。書類での手続きが必要とされ、①旧墓地の管理者に埋葬証明書を発行してもらい、②移転先の墓地管理者から受入れ証明書をもらいます。③そして、その二つを旧墓地のある市区町村の戸籍係または市民課などに提出して、改葬許可証の交付を受けてから移転します。

供養のしおり

開眼供養とは

  • 末代まで継がれていくお墓に、主に僧侶や神官によって魂を入れて頂く儀式です。これにより初めて墓石や、五輪塔、その他の供養具に永遠の生命を与えることになります。一般的に遺骨を納める「納骨式」と同時に行い、開眼納骨供養ともいわれます。

納骨供養とは

  • 故人の遺骨を墓石の下に納めて土に還し、自然の中に戻してあげる儀式です。故人はこれによって霊の世界へと移ることになり、僧侶や神官のお経や祈りで送られます。家族をはじめ、親戚、友人など集まって、心を込めて行いたいものです。

回収供養とは

  • 故人の死後の幸せを願って、家族を主に親族などが集まり、僧侶や神官を招いて一同で合掌します。これは、ご先祖様を大切にする気持ちの表れといえましょう。地方のしきたりや、寺院によって異なる場合がありますが、一般的に一回忌(満一年目)、三回忌(満二年目)、七回忌(満六年目)、十三回忌(満十二年目)、十七回忌(満十六年目)、二十三回忌(満二十二年目)と続きます。できる限り、真心を込めて執り行ないたいものです。

開眼、納骨時に必要な書類

  • 永代使用許可証(永代使用承諾証)
  • 埋葬許可証(改葬の場合は改葬許可証)
  • 認め印